iPhone クローンアプリ ガイド
iPhoneのクローンアプリとは?同じアプリを2つ以上使う方法と選び方
クローンアプリとは、同じアプリを2つ以上使えるようにするアプリや仕組みのことです。iPhoneには一部のAndroidスマホにある「デュアルアプリ」のような標準機能がなく、App Storeからは同じアプリを1つしかインストールできません。1台のiPhoneで複数アカウントに同時にログインしたまま使うには、アプリを別々に署名したコピーをインストールする方法があります。無料の方法も含めて5つの方法を比べ、選び方と手順を説明します。
iPhoneと公式アプリでできること・できないこと
GalaxyやXiaomiなど一部のAndroidスマホには、同じアプリを2つ使える「デュアルアプリ」のような機能が最初から付いています。iPhoneにはこうした機能がなく、App Storeでも同じアプリは1つしかインストールできません。また、iOSでは1つのアプリの中で別のiPhoneアプリを動かすことができないため、Androidのような複製ツールも、iPhoneには同じ形では存在しません。
一方で、アプリ内で複数のアカウントを切り替えられるものもあります。無料で使える公式の機能ですが、開いておけるのは1度に1つで、追加できる数が決まっているアプリもあります。
- Instagram:最大5つのアカウントを追加して切り替えられます。
- Telegram:1つのアプリに最大3つ、Telegram Premiumなら4つまでアカウントを追加できます。
- WhatsApp:iPhone版は2026年6月から、2つのアカウントを切り替えられるようになりました。WhatsApp Businessは別のアプリです。
- TikTok:複数のアカウントを切り替えて使えます。
- LINE:基本的に1台のスマホで使えるアカウントは1つで、アプリ内の切り替え機能もありません。詳しくはLINEで複数アカウントを使う方法をご覧ください。
iPhoneで同じアプリを2つ以上使う5つの方法を比較
仕事用、店舗ごと、顧客ごとなど、いくつものアカウントを1日中開いておきたいなら、アプリ内の切り替えだけでは足りません。iPhoneで同じアプリを2つ以上使う方法は、大きく分けて次の5つです。
| 方法 | できること | 注意点 |
|---|---|---|
| アプリ内の切り替え | 公式の機能で、無料でアカウントを追加できる | 開いておけるのは1度に1つ。LINEのように非対応のアプリもある |
| App Storeの「クローン」系アプリ | メッセンジャーのWeb版をアプリ内で開ける | アカウント本体は別のスマホなどで使う必要がある。機能も限られる |
| 無料のApple IDでサイドロード | パソコンで署名したアプリを無料で入れられる | 7日で期限が切れ、パソコンで署名し直す。一度に入れられるのは数個まで |
| 2台目のスマホ | 端末ごとにアカウントを完全に分けられる | 端末代と回線代がかかり、持ち歩く台数も増える |
| 別々に署名したコピー(iClone) | アプリ本体のコピーを1台に最大50個。すべて同時にログインしたまま使える | 有料の期間制。アカウントごとに電話番号などが必要 |
- 1度に1つ開ければ十分ならアプリ内の切り替え、別のスマホにある2つ目のアカウントをときどき見るだけならWeb版で足ります。
- いくつものアカウントを1台のiPhoneで同時に開いておきたいなら、別々に署名したコピーが向いています。端末も回線も分けたいなら2台目のスマホです。
無料で使えるクローンアプリはある?無料の方法とその限界
アプリ内の切り替えのほかに、無料で試せる方法が2つあります。ただし、どちらも多くのアカウントを毎日同時に使う用途には向きません。
- メッセンジャーのWeb版:App Storeの「クローン」「デュアル」系アプリの多くも、Web版をアプリ内で表示しているだけです。アカウント本体は別のスマホやアプリで使っている必要があり、機能も本来のアプリより限られます。
- 無料のApple IDでのサイドロード:パソコンを使って自分でアプリに署名し、インストールする方法です。7日ごとにパソコンから署名し直す必要があり、一度に入れておけるのも数個までです。
iCloneでiPhoneのアプリを複製する手順
iCloneは、アプリを別のアプリIDで署名したコピーとして、使うiPhoneにインストールするサービスです。Web版ではなくアプリ本体のコピーで、コピーごとにデータの保存領域が分かれるため、それぞれ別のアカウントでログインしたまま同時に使えます。無料のApple IDで行うサイドロードとは違い、7日ごとに署名し直す必要はありません。
コピーを入れたいiPhoneのSafariで、LINE・WhatsApp・Telegram・Instagram・TikTokなど、使いたいアプリのページを開きます。
プランを選びます。複数のアカウントを同時に使うなら、1台に最大50個までコピーを入れられる「マルチインストール」が向いています。
案内に沿ってデバイスを確認し、支払いを済ませます。デバイスの確認では、署名のためにiPhoneを識別するプロファイルをSafariからインストールします。
注文ページで署名の進み具合を確認し、完了したら注文ページの案内に沿ってインストールします。
コピーを開き、それぞれ別のアカウントでログインします。新しいアカウントを作る場合は、そのコピーで登録します。
複数アカウントを同時に使うときのコツ
- アカウントごとに、アプリが登録に求めるもの(たいていは電話番号)を用意しておきます。デュアルSIMで番号を2つにしても、アプリ自体は1つのままです。
- プロフィール名や写真をアカウントごとに変えておくと、どのコピーか見分けやすく、送り間違いも防げます。
- コピーは用途ごとにホーム画面のフォルダにまとめておくと、数が増えても迷いません。
- アカウントごとに引き継ぎやバックアップの設定をしておきます。iPhoneを初期化するとアプリと端末内のデータは消え、チャット履歴を戻せるかはアプリのバックアップ機能しだいです。
使う前に知っておきたいこと
- どのアカウントにも各アプリの利用規約が適用され、利用制限はアプリの提供会社が自社の規約にもとづいて判断します。iCloneは、アカウントに制限がかからないことを保証するものではありません。
- コピーごとに端末内のデータは分かれますが、アプリの提供会社が自社のサーバー側で、独自の方針にもとづいてアカウントを関連付ける場合があります。
- iCloneはアカウントを作るサービスではありません。アプリのパスワードやApple IDをお聞きすることもなく、ログインは各コピーの中でご自身で行います。
- iOS、証明書、元のアプリの変更によって、一時的に使えなくなることがあります。サービス期間中は、注文ページから対応済みの最新版をインストールし直せます。
よくある質問
iPhoneに同じアプリを2つインストールして、別アカウントで使えますか?
App Storeからは同じアプリを1つしかインストールできません。別のアプリIDで署名したコピーなら別のアプリとして入るので、コピーごとに別のアカウントでログインして同時に使えます。
無料で使えるiPhoneのクローンアプリはありますか?
アプリ内の切り替え、メッセンジャーのWeb版、無料のApple IDでのサイドロードなら無料です。ただし、1度に1つしか開けない、機能が限られる、7日ごとにパソコンで署名し直すといった制約があります。
iPhoneにAndroidのような「デュアルアプリ」機能はありますか?
ありません。Androidのような複製ツールも同じ形では使えないため、アプリ内の切り替えか、別々に署名したコピーを使います。
ホーム画面に同じアプリのアイコンを2つ置くのとは違いますか?
違います。ショートカットアプリで同じアプリを開くアイコンをもう1つ作れますが、開くのは同じアプリで、アカウントもデータも共通です。別のアカウントを同時に使うには、アプリ自体を別々に入れる必要があります。
アプリはいくつまで複製できますか?
マルチインストールなら、1台のiPhoneに同じアプリのコピーを最大50個までインストールできます。アカウントごとに、アプリが求める電話番号などが必要です。
App Storeのアプリは消す必要がありますか?
いいえ。コピーは別のアプリとしてインストールされるので、App Storeのアプリはそのまま使えます。
脱獄やパソコンは必要ですか?
どちらも必要ありません。プランの選択からデバイスの確認、インストールまで、コピーを入れるiPhoneのSafariだけで完了します。
期間と料金はどうなっていますか?
3か月と12か月のプランがあり(TikTokなど一部のアプリは12か月のみ)、自動更新はありません。料金は各アプリの複製ページで確認できます。
